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  • 執筆者の写真EXE Gakuenkai

2023年度 入試の風景(最終報告)

 お見事!都立高校入試は全員合格! 


少し間が開いてしまいましたが、都立高校の入試結果も出そろいましたので、報告いたします。


  私立高校入試は推薦が主流

 2月10日から東京都内の私立高校の入試が始まりました。昨今の私立高校受験は、都立志望者のすべり止め受験も含めて、みな単願推薦や併願推薦を利用するのが一般的です。中大杉並など上位校の単願推薦では、高倍率の競争を強いられることもありますが、多くの私立高校では、推薦をもらえればほぼ合格できるという傾向が強まっているのは、少子化の影響でしょうか。とはいえ、推薦をもらうためにはしっかり内申を取らなければならないのであって(前回も書きましたが)、充実した中学生活・学習生活を送ってきた証であり、中学校内での競争の勝者とも言えます。

 今年の中3生も多くが推薦制度を利用して、みなしっかり合格を勝ち取ってくれました。おめでとう!立派です。

 志望校の傾向としては、国際基督教大学附属高校、中央大学杉並、明治学院大学附属、専修大学附属と、やはり大学附属高校の人気は根強いようです。一方、推薦制度を利用しない一般の私立受験では、「悲喜こもごも」という結果で、推薦を利用せずに錦城高校にあっさり合格する生徒もいましたが、チャレンジ校の受験で一部苦戦する生徒もいました。


  そして、いよいよ都立入試へ

 今年は中3生の半分以上が私立高校志望でしたので、1月から2月の前半にかけてひとり、ふたりと、私立高校の合格者が少しずつ抜けていく形になりました。都立高校志望者の宿命とはいえ、私立の入試が終わって残った6名も、なんだか取り残されたような、少し不安な気持ちになったかも知れません。それでも、気持ちを奮い立たせて、残りの10日間、理科社会の苦手単元の克服などを中心にしっかり取り組みました。

 そして・・・・・・

 自校作成の雄・戸山高校、都立高校の中でも2番目の高倍率であった竹早高校(女子)に2名、武蔵野北高校と北園高校と文京高校に、教室受講生の6名がみんな合格しました!いずれも偏差値60を超える人気校です。

 本当にすごい。おめでとうございます。やったー\(^_^)/

(オンライン受講生の受験結果が一部未確認です)



大分バスのバス停「乗越」と「皆春」
大分バスの縁起のいいバス停は「皆春(みなはる)」だけでなく「乗越(のりこえ)」もありました。

  合格者のコメント

来年の都立入試に向けて、合格者たちのコメントを残しておきましょう。

「社会ができなかったから、落ちたと思った」

「社会がヤバかった」

うーん、確かに去年に引き続き、社会は難しかった・・・かと思えば、

「社会が一番できた、記述を除けば全部できた」

という子もいました。いろいろです。


「理科は100点だった!」

すごい!理科も決して簡単ではなかったです。


(社会はできた?)「まあまあ」

(理科はできた?)「まあまあ」

(何点だった?)「・・・・・・」

(数学は?)「一番できた」

(何点だった?)「・・・・・・」

(採点してないの?)「(苦笑いしてうなずく)」

どうやら自分の書いた答えを、控えておく習慣はなかったようです。それとも緊張して、そこまで気が回らなかったのでしょうか。でも、合格したんだから、なんでもいいや、だね(笑)。


  来年の入試へ向けて

 彼らのコメントからは、来年の入試に向けて有効な情報は得られませんでしたが(^_^;)、来年の入試に向けて、今年の入試問題の分析を、更に徹底していこうと思っています。そしてその分析結果は余すところなく今年の受験生たちに敷衍(ふえん)していきます。


 合格の報告に来てくれた彼らの光り輝く笑顔をエネルギーに変えて、来年の入試でも良い結果を出すべく、新年度の授業に全力投球していきます。


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